先日ねこ医学会が主催する勉強会、”猫の集会”に参加してきました。  

ネコちゃん特有の病気や治療法、またワンちゃんと違い病院を嫌がるネコちゃんとの接し方などについて勉強してきました。

その中で、皆さんにもぜひチャレンジしていただきたいと思ったのが、ネコちゃんのキャリートレーニングです。

ネコちゃんを病院に連れてくるのが大変、キャリーを出してきただけで気付いて隠れてしまう、キャリーになんとか入れたはいいがずっと鳴いてしまう、というお話は私たちもよく耳にします。

ネコちゃんをキャリーに慣れさせることは、病院へ連れてくるときだけでなく、災害の多い今、避難など移動が必要なときにも役に立ちます。

①キャリーは蓋を開けた状態でいつもネコちゃんの生活スペースに出しておく

②おやつを使ってキャリーに入るよう促す（この段階ではまだ通り抜ける、一瞬身体を入れることだけでもオッケーです）

③キャリーに入るようになったら短い時間キャリーの蓋を閉めてみる、その状態でおやつを与える

④蓋を閉めた状態の時間を徐々に伸ばしていく

キャリーに入ることが怖くないということ、キャリーに入っていると良いことが起こるということを覚えさせましょう。

動物医薬品会社さんが紹介しているトレーニング法のリンクです。こちらもご参考にしてください。