2023.05.02 上顎犬歯の歯肉粘膜フラップ術
上あごの犬歯の動揺が激しく、抜歯とその穴を埋めるためのフラップ術を行った症例のご紹介です。
犬歯の汚れと歯肉の後退が重度で、歯肉ポケットが深い状態でした。
抜歯後の様子です。犬歯が埋まっていたところにぽっかりと穴があいています。
このままでは鼻腔へ瘻管が形成されてしまい(口の中と鼻が貫通してしまう状態)、
鼻炎などの原因になってしまいます。
口唇の内側の粘膜を一部切開し、穴を塞ぐように縫合しました。
その後の経過は良好で食欲も旺盛です。月に一回、歯の診察に通っていただいています。
皆様も日々のオーラルケア頑張りましょう!